専修幼稚園

教育の理念

「みずからたくましく、人にはやさしい」。人格の形成にもっとも大切な幼児期。おたがいの学びあいの中から、そんな子どもたちをこの花園からたくさん巣立たせたいと願っています。
463年を迎える浄土宗専修寺を母体として創設された専修幼稚園は、70年余にわたって「幼児のこころをどうやって育ててゆくか」、を常に考え、実践にあたってまいりました。

教育の特色

心身ともに健康で意欲的な子どもに

子どもは、からだを動かすとこころが動きます。毎日毎日、朝のひとときを軽快なBGMにのって、全員がさまざまな運動に挑戦し、眠ったからだを揺り起こします。
最初は何もできなかった子どもたちが、日々、先生や、お友だちの勇気づけの言葉と、互いの励まし合いによって「もっと高く、もっと速く!」と、努力するようになってゆきます。そして努力のあと、できるようになった喜びと自信が次の意欲へとつながります。この繰り返しこそが、たくましい心身をつちかってゆくのです。
また、稲城や高尾山などへの園外保育の機会を多くもうけ、自然の中でのあそびを大切にしています。

こころ深く思いやりのある子どもに

専修幼稚園の教育の基盤は、仏教の教えにあります。生きものへのいたわり、まわりのものへの感謝、前向きに明るく生きる気持ち、自然への畏敬の念など、小さなこころの中にこそ純粋に芽生えます。
毎月始めの静かな集い。毎日の座禅。仏教の瞑想の習慣は、人にこころの落ち着きをもたらします。「静」と「動」の時間が一日の中にバランスよく展開されています。これを習慣づけることは、やがて自らのこころの中を(カン)じ、しっかりと自分の力で人生を切り開いてゆく素地となります。

主体的になんでも取り組める子どもに

社会生活に適応する基本的な姿勢-主体性-をこの時期に身に付けておくために、いろいろなお当番活動など、できる範囲でのしごとをします。
順番に役割がまわり、友だちのためや幼稚園全体のためのしごとをしたり、自分のグループを率いていく機会があたえられるのです。生活には秩序があるということを身をもって経験、理解し、どの子もリーダーシップをとる立場におかれ、自信をつけるとともに協調性が養われてゆきます。
みんなのためにある自分、みんなに支えられている自分。しっかり自己をコントロールできる責任者としての自覚。そんな子どもたちに、21世紀の真の国際人となってほしいと願っています。

お問い合わせ

東京都品川区西五反田6-11-5 TEL:03-3492-2300
専修幼稚園ホームページ

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