品川教会附属幼稚園

教育の理念

設置者である品川教会は、戦後の荒廃の中で、世界的視野をもった人間を育てるためには、唯一の神を愛し信じる信仰を中心に据え、与えられた人々と共に生きる教育を、人格の基本が形成される幼稚園の時代に行うことが必要である、という認識のもとに、教会附属の幼稚園を開設することを考えました。昭和26年4月、品川教会が現在の地に最初の礼拝堂を建設し、それに伴って終戦翌年より当時まで使用してきた小会堂が保育室として使用できるようになったため、昭和26年3月東京都の公認を受けて、同年5月に開園しました。以来50年、時代は移り変わっても、この精神はますます日本の社会に必要なものであることを認識しつつ、現在に至っています。

教育の特色

数年前、アメリカの随筆家ロバート・フルガム氏の著書「人生で必要な知恵は幼稚園の砂場で習った」が評判になりました。その中で氏は、人生の基本となる一番大切なものを教えてくれるのは、大学院ではなく幼稚園である、と述べていますが、私たちの幼稚園が考えるところも基本的に同じです。いまの子どもたちは、知識は充分あるが、自分の問題を見つけ出し、それと取り組んで解決していく力が弱いといわれています。実はこういう教育が、単に知識を詰め込むだけの教育よりずっと難しいのです。そのためには、日常生活の中でいろいろな出来事や問題が起こってきたとき、立ち止まって、どうしてなんだろう、どうすればいいのだろう、ということをいっしょに考えるのです。その時に、人の語る言葉に耳を傾けたり、友達の気持ちの動き、喜びや悲しみや怒りなどを感じ取ること、そして人と一緒にひとつのことに取り組むことが基本的に必要となります。教師はこれらのことに、子供たちと一緒に取り組むのです。気づいていないことに気づかせ、それと取り組む勇気と自信を与えます。そのため教師は、子供たちひとりひとりを愛し、与えられている賜物を信じて、励ましていくのです。それはイエス・キリストを通して神さまが私たちのためにしてくださったことなのです。このようにして、聖書の神様を信じる信仰が、保育の実際の場面に結びつき、それを与えるものとなります。もちろんこれを完璧にやりとげることは不可能ですが、教師もまた励ましを受けつつ、これと取り組んでいます。

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